メンズエステでも「ンマーイ!」と叫ぼう

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現代の日本では、
牛丼チェーン店を始めとする、
安価な値段で充分な腹持ちのグルメが溢れかえっている。
吉野家や松屋に行った際もよくよく味わってみると、
「ンマーイ!」と思うはずだ。
これを忘れてはならない。

「ンマーイ!」
ってなんだよ!
と思ったそこのアナタ!
アナタにはオススメしたい漫画がある。
https://www.amazon.co.jp/まんが道(1)-藤子不二雄(-)デジタルセレクション-藤子不二雄-ebook/dp/B00I3CDTQE

2022年、春。
藤子不二雄A先生こと我孫子素雄先生がこの世を去った。
「ドラえもん」を描いていた藤子・F・不二雄先生とは対照的に、
「笑ゥせぇるすまん」や「魔太郎が来る」などを始めとする、人間の暗部に切り込みつつも、面白おかしい作品は多くの漫画ファンの心を打った。
そんな先生の代表作「まんが道」「愛、知りそめし頃に」が、私は大好きだ。
彼が漫画家としてプロになるまでの経緯を書いた作品であるが、
その快活で希望に満ちた作風は漫画家を目指す人のみならず、多くの人の心を打つだろう。
私は学生時代に単行本を買って読んだだけでなく、
Kindleでも全巻揃えているくらいにバイブルとして崇めている。

それを改めて読んでいて思うのが
「欲望に実直で素晴らしい」ということだ。


・近所の庶民的な中華屋のラーメンを食べて、「ンマーイ!」と素直に感動する
・原稿を書かねばならないのに、好きな女性が勤務するバーに繰り出してしまう

など、あまりにも人間的で素晴らしい。
なんだかとっても親近感が湧く。
植木等「スーダラ節」の一節、
「わかっちゃいるけど、やめられない」に通ずる、「人間の煩悩なんてそんなもんだよ」というのが伝わってくる気がするのだ。

なぜこんな話を書くかというと、
これくらい素直になれれば、
「つまんねぇな、ハズレ嬢だな」
とメンズエステで思っている時間だってなんとか楽しくなるんじゃないかと思ったからだ。

だいたい、最近は多少金を積めばイイ女が出てくるメンズエステが多くなってきている。
ちょっとでもネットで見たプロフ画像と違うとパネマジだなんだ、ブーブー言い出す輩が増えた。
いや、そんなもんだろう。
ひと昔前なら、「まぁ、これくらいのオンナでも妥協して楽しまなきゃいけないか。。」などと心で思い、無理矢理にでも楽しんでいたはずなのだ。

摘発などはちょくちょく起こっているものの、
メンズエステが随分とメジャーな産業へと変わっていく中で、
客の目が肥えてきて、ブスに厳しい業界へと変わってしまっているのだ。

「なんだかなぁ」という感じだ。
心の底から「ンマーイ!」と思う感覚、
やはりみなさんも持つべきだと、筆者は思う。

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